tkira26's diary

吉良貴之@法哲学のブログ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

家族から社会を構想する

下野新聞「日曜論壇」に書いた小文です(転載許諾済)。 夫婦別姓や同性パートナーシップ制の動きに触れつつ、家族法のあり方について考えました。選択的「なのに」反発されるのはおかしい、ではなく、選択的「だから」反発されるという面を踏まえないと話は…

「現在」の大学に触れよう

下野新聞「日曜論壇」に書いた小文です(転載許諾済)。 オンライン化で大学の知は世界に開かれるという理念的な話と、それを機に社会の潜在的ニーズを探ってリカレント教育を進めていこうという実践的な話です。 なお、画像の下にテキストと補足もあります。…

「人」が裁く意味、考えよう

下野新聞「日曜論壇」に書いた小文です(転載許諾済)。 アメリカ連邦最高裁判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグ氏の逝去にともない、日米の裁判官イメージの比較、AI裁判官の可能性、裁判員裁判の意味、といったことをまとめてみました。 なお、画像の…

身の回りのナッジ、意識を

下野新聞「日曜論壇」に月1で連載している記事です(転載許諾済)。今回はナッジについての解説と、先日の本屋B&Bさんでの出版記念イベントで私が話したようなことを簡単にまとめてみました。小さなコラムなので特に踏み込んだものではありませんが、ご関心…

緊急時の人権保障、議論を

下野新聞「日曜論壇」に書いた小文です(転載許諾済)。 憲法上の緊急事態条項について、むやみに危険視するのではなく、選択肢の一つとして考えていきましょうというものです。ヴァーミュール(吉良訳)『リスクの立憲主義』のような議論を日本国憲法でも考…

リバタリアンはパンデミックにどう対応するか?

というと、いかにも食い合わせが悪そうである。明日、世界が滅ぶとも自由を尊重せよという過激派はおそらくそんなにおらず、国防や警察の一環として公衆衛生を位置づける穏健な論者が多そうな感じ。 エボラ出血熱のときの議論をもとにざっと分けると、1)そ…

池袋 → 宇都宮の時刻表

まったく個人的なメモです。 池袋 → 宇都宮 0502(赤)0651 0539(赤)0729 0601(赤)0751 0611(大)0811 0635(赤)0818 0617(赤)0842 0708(赤)0858 0728(直)0914 0754(赤)0929 0759(赤)0951 0813(直)1000 0826(赤)1016 0849(赤)1035 090…